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道教の霊符とは

  ここに紹介する中国道教の霊符は、不思議な霊験を持つ「神の符と呪」として、古来より秘密裏に伝えられてきた道教真法のです。その根源は中国大昔から用いられてきた、道教の道術に流れを汲み、一枚の清浄な紙に中国道教秘伝の神言(呪)を宿らせ、それを開眼させることで天地の神秘な力を自分のものとし、体内に眠っている生命力(生きようとする強い霊力)を高め、様々な願望を成就させるというものです。
  「天地」とは、我々をとりまく宇宙・大自然そのもののこと。これらは人間に安らぎと幸福をもたらし、ある時は災いと不幸を招く絶対的な存在です。「御神符」は、これらを構成する様々な「呪(しゅ)」を操ることで、人間の願望を叶え、幸福へと導いてくれるのです。では、「呪(しゅ)」とは一体何でしょう? 御神符の世界では、世の中は全て「呪」で成り立っています。
  「呪」とは「この世に存在する意味を与える強い霊力」のことです。目に見えるもの・見えないもの、名前のあるもの・無いもの全てがこの「呪」によって守られ、他の「呪」と複雑に共鳴し合いながらそこに存在しています。 これはつまり中国道教における符呪は、もともと太上老君(道徳天尊)など古来の神仙が、天地自然の様々な姿を写しとったものでそれが人に授けられた事を示している。そこに泊まる玄妙な力も、霊符自体が宇宙の生成化育、変化流転の相をあらわす物だからこそ生まれる。一つ一つの符の形には深遠な意味があり、宇宙間に律動する神秘的な力がその形に共鳴を起こして、普通では考えられないような不可思議な力を発揮する。また、それを授けた神仙と人との幽契により、霊符を持つ者には、ある種の神霊の加護がある。
  従って、念を凝らして書き上げた霊符を用いれば、様々な神を召喚し、悪鬼を裁き、妖邪を降し、魔神を鎮め諸病を治癒し、諸災を除くことができる。 霊符の効果が現れるのは人や場合によって、若干の差があります。


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